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最終更新は 2024年3月2日(土) です
「ホーム」「参加団体一覧」を更新しました。
各地の戦争遺跡保存団体、文化財保存全国協議会、歴史教育者協議会などを中心に、団体や個人が集い、1997年に「戦争遺跡保存全国ネットワーク」が結成されました。
私たちは、戦争遺跡の調査・研究・保存運動、平和資料館、平和教育などについて情報交換をするために、「戦争遺跡資料」の刊行、「戦争遺跡保存全国シンポジウム」の開催などをおこなっています。
一緒に活動しましょう。申し込みは事務局(きぼうの家)またはwebへ。
愛知の西田敦さんからの情報です。
岐阜県関市から加茂郡坂祝町、美濃加茂市にかけて、陸軍が本土戦用の「秘匿飛行場」として、関飛行場を作りました。
関高校の地域研究部が飛行場の掘りおこしをして、コンクリート製の司令部地下壕など20ヶ所の地下壕調査や、地域での聞き取りを行ない、その研究成果は全国高等学校社会科学・郷土研究発表大会で最優秀賞を受賞されています。
今回の発表会は関高校と関市観光協会の主催で行なわれ、地域の方々が当時のことを話される公開聞き取り調査も行われました。
高校生の活動が注目されます。
島根県を中心に戦争遺跡保存活動をされている若槻真治さんが、海軍航空基地についての本を出版されました。
海軍航空基地が誕生し、変遷し、壊滅していく過程から十五年戦争の実態を明らかにしようとされた力作です。
補論として、大社基地と大社基地遺跡群についてもまとめられています。
4200円とやや高価ですが、希望される方は sengoshikaigi@gmail.com まで、住所・お名前・電話番号・冊数をお知らせ下さい。
くわしくは右のチラシをご覧下さい。
共同代表の出原さん(高知)からの情報です。
高知市朝倉にある旧陸軍墓地・忠霊塔の内部調査を、平和資料館「草の家」や高知大学などが中心となって24年2月2日から開始しました。
忠霊塔なので、戦死した方の骨つぼが並べられていますが、昨年10月に出原さんや「忠霊塔を守る会」の方が内部に入り、骨つぼに水が入ったり名前が消えたりしたものがあったので、整理と記録づくりを始められました。
この日は130個の骨つぼを外に出して調査と番号付けをされたそうです。1年以上続く調査のスタートです。
群馬県高崎市岩鼻町の「群馬の森」公園に2004年に建立された「記憶 反省 そして友好」の碑が、2月2日までに群馬県によって完全非公開で破壊されました。
戦跡ネットは、1月28日に山本一太県知事に対して右のような要請文を送り、群馬県ホームページ「知事への提案」にも投稿しましたが、残念ながら思いは伝わりませんでした。
戦跡ネットでは、これまで『しらべる戦争遺跡の事典』(柏書房2002)、『続 しらべる戦争遺跡の事典』(柏書房2003)、『戦争遺跡から学ぶ』(岩波ジュニア新書2003)、『保存版ガイド 日本の戦争遺跡』(平凡社新書2004)などを発刊してきましたが、このたび大月書店さんから20年たったアップデート版を作ろうという話を頂きました。
24年1月21日(日)と2月23日(金)に、大月書店の方をまじえて戦跡ネット運営委員会を開催して、本のコンセプトや掲載する戦争遺跡についての意見交流を行いました。
3月にも同様の会議を開き、3月末までに本の内容や執筆者を固めて、来年の出版を目ざして執筆にかかる予定です。
会員の皆さまにも地元の戦争遺跡について、執筆のお声がけをすると思いますのでで、どうぞよろしくお願い致します。