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最終更新は 2021年 5月 8日(日) です
「ホーム」に調布飛行場の記事をアップしました。
「ホーム」に屯鶴峯地下壕見学会の記事をアップしました。
各地の戦争遺跡保存団体、文化財保存全国協議会、歴史教育者協議会などを中心に、団体や個人が集い、1997年に「戦争遺跡保存全国ネットワーク」が結成されました。
私たちは、戦争遺跡の調査・研究・保存運動、平和資料館、平和教育などについて情報交換をするために、「戦争遺跡資料」の刊行、「戦争遺跡保存全国シンポジウム」の開催などをおこなっています。
一緒に活動しましょう。申し込みは事務局(きぼうの家)またはwebへ。
調布飛行場に隣接する都立武蔵野の森公園内には、飛行機を空襲から守るために格納した鉄筋コンクリート製の掩体壕が2基保存されています。公園の開園以前は、 この一帯には東京都の街路や公園に植樹する樹木を育てる苗圃があり、掩体壕は倉庫代わりに使われていました。公園の建設計画に際し、当会は東京都の建設局に対して掩体壕の保存要望を提出し、併せて調布飛行場の戦争遺跡について広く知ってもらうために、講演会や見学会、展示などを開催して、保存運動を行ってきました。
こうした活動の結果、掩体壕1基(大沢1号)は保存、ただし内部の劣化が著しいため、樹脂材で充填、補強することが決まりました。もう1基(大沢2号)は、都道建設のため取り壊す予定でしたが、そのままの状態で保存されることになり、現在でも、見学会の時には掩体壕の中に入ることができます。公園整備事業の一環として、調布飛行場の歴史を紹介する説明板や大沢1号の傍らには内部に3式戦闘機「飛燕」を格納した掩体壕の10分の1の模型も設置されました。公園を管理する武蔵野の森公園サービスセンターには、事業用地内から出土した陸軍の100式輸送機のプロペラも展示され、見学に訪れる人に戦争の記憶を伝えています。
●ガイドブック『つばさに託して〜武蔵野の森公園の戦争遺跡が語り継ぐこと〜』(A5版 71頁)
当会が発行した武蔵野の森公園の戦争遺跡を解説するガイドブックの概要は、次のとおりです。
序 章 80年前、ここは陸軍の飛行場だった
第1章 武蔵野の森公園と戦争遺跡
第2章 調布飛行場とアジア太平洋戦争
第3章 調布飛行場の戦後
第4章 敗戦直後の調布飛行場と三鷹研究所
第5章 調布飛行場の掩体壕を保存する会の活動
終 章 語り継ぐ平和への祈り
あとがきにかえて
●動画の公開
コロナ禍のため、見学会を企画し、参加者を募集するタイミングを図ることが難しいため、その代替として動画を制作することを公園サービスセンターから提案され、武蔵野の森公園の戦争遺跡を紹介する動画が制作されました。動画は、YouTubeでご覧いただけます。
◆武蔵野の森公園の戦争遺跡
①出土したプロペラの展示(8分43秒)
②掩体壕(8分8秒)
◆ガイドブックの入手方法
武蔵野の森公園サービスセンター(042-365-8435)に電話で在庫を確認のうえ、スマートレター用の封筒(右画像)を郵便局やコンビニで買い求め、郵便番号・住所・宛名を記入して、サービスセンター(〒183-0003府中市朝日町3-5-12)に送っていただく方法が便利です。
2021年10月2日(土)~3日(日)に開催された第24回戦争遺跡保存全国シンポジウム東大和大会。初めてのオンライン開催で不安もありましたが、現地実行委員会のご尽力のおかげで充実した大会になりました。分科会に報告される方や司会・事務局も何度かのリハーサルを経て、スムーズな進行ができました。
現地実行委員会のお力で、たくさんの資料をデータとして頂けたのは、従来の大会にはなかったことで、オンライン大会の良さも感じました。
皆さまのご協力に感謝いたします。
オンラインのため参加できなかった方のために、現地実行委員会の方が中心となって大会報告集を作成しました。
下のPDFデータをダウンロードしてご覧下さい。
目次は全体会版の最初に、大会アピールは分科会版の最後にあります。