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最終更新は 2024年7月14日(日) です
「ホーム」を更新しました。
「戦跡シンポ参加申し込み」を追加しました。
各地の戦争遺跡保存団体、文化財保存全国協議会、歴史教育者協議会などを中心に、団体や個人が集い、1997年に「戦争遺跡保存全国ネットワーク」が結成されました。
私たちは、戦争遺跡の調査・研究・保存運動、平和資料館、平和教育などについて情報交換をするために、「戦争遺跡資料」の刊行や「戦争遺跡保存全国シンポジウム」の開催などを続けています。
そして、「戦争遺跡から平和を学ぶ」「二度と戦争遺跡を作らせない」ことを大切にしています。
一緒に活動しましょう。
入会のお申し込みは事務局(松代大本営平和祈念館)へメイルをお送り下さい。
ここ をクリックしてもメイルアドレスが出ます。お名前、ご住所、お電話番号もお知らせ下さい。団体加盟もできます。
年会費2000円(団体加盟は4000円)です。
17日(土) 全体会・講演会 [KIUホール] 受付 12:00~ 全体会 13:00~
記念講演 「近現代考古学と住民参加」
(九州近現代考古学談話会長 武末純一さん)
基調報告 戦争遺跡保存全国ネットワーク運営委員
地域報告 九州国際大学地域づくりコース「三輪ゼミ」
会員総会 [KIUホール]
全国交流会 17:30~ [KIUホール前 学生食堂]
18日(日) 分科会 [2号館各教室] 9:00~15:00 (受付 8:30~)
第1分科会 保存運動の現状と課題
第2分科会 調査の方法と整備技術
第3分科会 平和博物館と次世代への継承
閉会集会 15:00~
19日(月) 現地見学会
半日コース 8:30~12:30(軍艦防波堤・小倉陸軍造兵廠・北九州市平和のまちミュージアム)
1日コース 8:30~15:00(大連航路上屋・火ノ山砲台・駐屯地史料館・北九州市平和のまちミュージアム)
昨年の横須賀おっぱま大会に続く第27回戦争遺跡保存全国シンポジウムを福岡県北九州市八幡東区で開催します。
1963(昭和38)年、門司・小倉・若松・八幡・戸畑の旧五市が対等合併を行い、北九州市が誕生し八幡区となりました。その後、人口増に八幡区は、現在は八幡東区と八幡西区になっています。
1897(明治30)年2月、官営製鐵所の建設地が八幡に決定されると、町も大きく変貌し、1917(大正6)年に八幡市が誕生し、製鐵所も工場拡張を繰り返し、1922(大正11)年に完成した二代目本事務所の1階には陸軍、2階には海軍の事務所が設けられました。
太平洋戦争開戦後の1942(昭和17)年4月には、八幡製鐵所は「重要事業場労務管理令」による「重要事業場」に指定され、鉄鋼生産は、国内生産量の約半分を産出していました。
アメリカは、最初の戦略爆撃機B-29による空襲目標を八幡製鐵所とし、1944(昭和19)年6月15日中国成都から出撃させました。そして、翌年8月8日には、B-29による市街地を目標とした焼夷弾爆撃により、死傷者は約2,500人、罹災戸数約1万4000戸と壊滅的な被害を受け、見渡す限り焦土と化しました。
戦後は、「燃えない都市」造りを進めると共に、「心の復興」に重きを置いた施策が都市計画の中に位置づけました。そして、日本初の「都市型公民館」建設等市民の心に寄り添い、復興を象徴するシンボル「平和の女神像」を中心とした八幡駅前の景観を整備しました。
北九州市は、2022(令和4)年4月戦争の悲惨さを伝えるとともに、平和の大切さや命の尊さを考える拠点として「北九州市平和のまちミュージアム」を開設しました。同館では、1945(昭和20)年の八幡大空襲、翌日の原爆を搭載した爆撃機が小倉上空を飛来した後、長崎に向かった出来事を追体験できる360度シアターを設置しています。
また市内には、関門海峡防備の為、明治期に設置された矢筈山堡塁など下関要塞の施設が、良好な状態で残されています。加えて、太平洋戦争中は、製鐵所等の軍需工場を守るため、重要な防空要地に指定され、多くの高射砲部隊が配置され、若松区の石峰山高射砲陣地など島や山中に設置された施設が数多く残存しています。
戦争遺跡保存全国シンポジウム開催を機に、これらの戦争遺跡の保存と活用の機運が高まることを願っています 。
現地実行委員会がウェブページを開設されました。
参加申し込みから、会場までのアクセスや市内のホテル案内まで、やはた大会のすべてが掲載されていて、とても便利です。
ぜひご覧下さい。アドレスは、 http://yahata.info/index.html です。
大会申し込みと書籍販売申し込みは、現地実行委員会のウェブページからできます。
クリックしてもらえれば、現地実行委員会の申し込みページにリンクします。
〇大会申し込み(下のどちらかをお選び下さい)
グーグルフォーム faxまたは郵送(ダウンロードしてお使い下さい)
〇書籍販売申し込み(ダウンロードしてお記入の上、faxまたは郵送して下さい)
分科会報告申し込みは、このページからダウンロードしてご記入の上、メイルかファクスで戦跡ネット事務局(松代大本営)までお送り下さい。締切は6月30日です。
日本考古学協会がオンラインミニシンポジウムを開催します。
テーマは「戦争遺跡の保存と活用について」で、報告者は4名です。
〇沖縄陸軍病院南風原壕(南風原町教育委員会 保久盛 陽さん)
〇旧高知海軍航空隊掩体群(南国市教育委員会 油利 崇さん)
〇調布飛行場周辺の戦争遺跡の保存と活用(調布飛行場の掩体壕を保存する会 金井安子さん
〇海軍築城航空基地稲童掩体と関連遺跡(福岡県・行橋市歴史資料館 小川秀樹さん)
参加は無料ですが、定員は100名です。
お申込みは日本考古学会のウェブページまでお願いします。また、お問い合わせは日本考古学協会(03-3618-6608)までお願いします。
『日本考古学』でも小特集
日本考古学協会の『日本考古学』57号(23年10月)では、「戦争遺跡研究の現状と課題」という小特集が組まれています。
戦争遺跡が学術的にも注目されてきたことがわかります。ぜひご一読下さい。
今年は、陸軍病院南風原壕の本格的な調査から30年。あらためて壕の未来を考えるシンポジウムが7月と8月に開催されます。会場は南風原町立中央公民館 黄金ホールです。
第1回シンポジウム「沖縄陸軍病院南風原壕のこれから」
7月14日(日)14時~16時。
登壇されるのは、吉浜忍さん(元沖縄国際大学教授)、池田榮史さん(國學院大學教授)、池田恵美子さん(NPO安房文化遺産フォーラム共同代表)、久貝弥嗣さん(宮古島市教育委員会)、井出佳代子さん(南風原平和ガイドの会会長)、保久盛陽さん(南風原文化センター)です。
第2回シンポジウム「戦争遺跡から平和につなげる」
登壇されるのは、北上田源さん(琉球大学准教授)、米須清貴さん(南城市立馬天小学校教諭)、屋良真弓さん(南風原小学校教諭)、仲里安広さん(首里高校教諭)、喜名大作さん(元中城村教育委員会)、井出佳代子さん(南風原平和ガイドの会会長)です。
どちらも参加費は無料です。詳しくはウェブページをご覧下さい。
また、関連企画展と文化講座も開催されます。
企画展「戦争遺跡を語り部にするために」 6月13日~8月31日(9時~18時 水曜休館)
南風原文化センター企画ホール(入場無料)で、毎年戦争と平和について考える企画展が開催されていますが、今年は沖縄陸軍病院南風原壕と県内外の戦争遺跡の取り組みに焦点を当てた展示をされています。
文化講座「戦争遺跡の発掘調査成果」 8月4日(日)14時~16時
南風原文化センター企画ホール(入場無料)で、保久盛陽さん(南風原文化センター)、仲程勝哉さん(沖縄県平和祈念資料館)、玉城綾さん(沖縄県教育庁文化財課)、仁王浩司さん(浦添市教育委員会文化課)、玉城佳奈さん(南風原文化センター)、山道峻さん(那覇市市民文化部文化財課)が登壇されます。
くわしくはウェブぺージをご覧下さい。
7月1日から「模擬原爆パンプキン探索プロジェクト」のクラウンドファンディングが始まりました。
全国に落とされた模擬原爆パンプキン49発のうち、着弾地がいまだに不明なのが3発。その中の1発かもしれない破片が神戸市の摩耶山で採集されました。それがパンプキンと確定するために組成分析が必要で、その調査に高額な経費がかかるため、クラウドファンディングをしようということになりました。
目標額100万円で、募集期間は8月29日までです。
皆さん、少しずつでもぜひご協力下さい。
クラウドファンディングはこちらをクリックして下さい。
キックオフイベントも開催 7月20日(土)20時~
7月20日(土)20時~21時半に、オンラインでクラウドファンディングのキックオフイベントが開催されます。
くわしくは、「パンプキン爆弾を調査する会」のウェブページをご覧下さい。キックオフイベントの申込フォームもあります。会の目的や活動について詳しくわかります。
戦跡ネットでは、これまで『しらべる戦争遺跡の事典』(柏書房2002)、『続 しらべる戦争遺跡の事典』(柏書房2003)、『戦争遺跡から学ぶ』(岩波ジュニア新書2003)、『保存版ガイド 日本の戦争遺跡』(平凡社新書2004)などを発刊してきましたが、このたび大月書店さんから20年たったアップデート版を作ろうという話を頂きました。
これまで、24年1月21日(日)、2月23日(金)、3月10日(日)、6月2日(日)に大月書店の方をまじえて戦跡ネット運営委員会を開催して、本のコンセプトや掲載する戦争遺跡についての意見交流を行いました。6月15日(土)までに内容と執筆者を決定できるように取り組み中です。来年に出版するので、11月頃までに原稿を仕上げる予定です。
会員の皆さまにも地元の戦争遺跡について、執筆のお声がけをすると思いますのでで、どうぞよろしくお願い致します。