共同代表の出原さん(高知)からの情報です。
高知市の戦争遺跡3件が登録文化財になりました。追手前高校本館と、市民の活発な保存運動によって残された陸軍歩兵第44連隊弾薬庫と講堂です。
追手前高校本館は1931年に建てられた鉄筋コンクリート建物で、高知県内を代表する近代学校建築として登録文化財になりましたが、屋上には奉安殿が残り、校長室には機銃掃射の跡もあり、貴重な戦争遺跡でもあります。
陸軍第44連隊の弾薬庫と講堂は、市民の保存運動を受けて県が購入し、これから改修をおこない2026年以降に一般公開を目ざしているそうです。
高知からの明るい話題は、戦争遺跡を文化財として認めることをためらっている多くの行政への警鐘になります。私たちの運動によって時代は進みます。